生涯学習の振興の一環で自然体験活動を支援する施設「あきた白神体験センター」が7月1日、秋田県八峰町八森にオープンする。事業主体は秋田県で、研修室や宿泊施設、ボランティアルームなどを完備する。
秋田県は、白神山地の豊かな自然との触れ合いを通して体験活動などの機会を提供し、青少年の健全な育成や、生涯学習を充実させる目的で設置する。
同センター内にある宿泊棟は、全室オーシャンビューでバリアフリーに対応した客室も2室設けている。宿泊定員は120人。料金は、入湯料と食事代別で一般3990円を予定している。
自然体験活動のメニューは、センターが位置する八峰町全域で行われる。留山地域ではブナの天然林観察、八森海岸では海岸線の地形の様子や岩石の様子を調べる。白神山地のできた時代について考える地形・地質観察なども。その他約20種類ある。各体験メニューの価格は異なる。
問い合わせ先は、秋田県教育庁生涯学習課(TEL018・860・5184)。