ヒルトン東京お台場、神戸メリケンパークオリエンタルホテル、ホテル日航アリビラなど国内20ホテルを運営するホテルマネージメントジャパン(HMJ、東京都渋谷区)は9月19日、第3回HMJメニューコンテストをヒルトン東京お台場で開いた。最優秀賞にはヒルトン東京お台場の内藤優美さん作の「巨峰のジュレのドーム 山椒風味」が選ばれた。
10ホテルから入社10年前後の調理スタッフが参加した。今年は、「巨峰を使ったデザート」がテーマ。サブテーマの「秋を感じさせる新感覚な素材と味」の創作で、若手料理人たちが腕を競い合った。審査項目は、「見た目」「味」「創意工夫」「独創性」「バランス」の5点。東京白金台「レストランOZAWA」の小沢貴彦シェフを審査委委員長に各ホテル調理責任者による審査員らが、最優秀賞、優秀賞を選んだ。
最優秀賞に輝いた内藤さんは「器や盛り付けで収穫の秋をイメージできるデザートを工夫した」と受賞の喜びを語った。
小沢審査委員長は総括で「日々緊張感をもってものづくりに当たれば、必ず上達する。毎日、これをどうすればおいしくなるかを常に考えて、ものづくりに励んでほしい」とコメントした。
コンテスト参加者(前列)と審査員ら
最優秀賞のメニュー