観光庁の「訪日観光実証事業」で日本を訪れる海外からのツアー第1陣が24日午後、千葉県の成田国際空港に到着した。米国ロサンゼルスとハワイから来訪の計7人で、岩手、栃木、長野、岐阜各県などの観光地を7泊8日の日程で2班に分かれて巡る。
参加者は自国で日本へのツアーを扱う旅行会社の担当者ら。到着した一行は、空港内でコロナ検査を受けた後、日本側の取り扱い旅行会社、日本旅行の担当者と合流。その後、報道陣に対応した。
米国の旅行会社「N&Kトラベルサービス」社長のネディーン・K・シマブクロ氏は「日本で感染対策がなされているかをこの目で確かめたい」「米国で1回、さらに日本でもう1回、検査を受けるのが大変で、結果が出るまで2時間以上、空港で待たねばならない。そのあたりを改善いただければお客さまに日本への旅行を勧められると思う」と述べた。
成田国際空港に到着したツアー第1陣