旅館、飲食店を展開する金乃竹(神奈川県小田原市)は、運営する「Hotel坐楽閑」(同箱根湯本温泉)を入浴施設を備えたデイユース専門施設として新装し、18日に予約受け付けを開始した。コロナ下で増加する日帰り需要喚起と、地域経済への貢献を目指す。
同社は「金乃竹 仙石原」(同仙石原温泉)や「金乃竹 塔ノ澤」(同塔ノ沢温泉)などを運営し、グループ施設利用者や、同県内と近隣都県の宿泊需要の変化を分析。マイクロツーリズム志向の高まりを受け、都心や近隣県からの日帰り旅行需要の取り込みを図り、Hotel坐楽閑を日帰り入浴や食事を気軽に楽しめる施設へと新装した。
同館は箱根湯本駅から徒歩7分にあり、露天風呂付きを含む全10室を有する。新装に合わせ、10時間滞在特別プランを販売。先着20組(40人)限定で、エグゼクティブ露天風呂付きルーム利用、同館1階「寿し笙」の寿司(すし)ランチ付き。対象は3月21日から4月26日までの月、火、金曜日で、1人当たりの料金は2万3500円(サービス料、消費税込み)から。
寿し笙提供のランチの一部