鉄道各社は4月11日、障害者の運賃割引を精神障害者にも拡大し、「精神障害者割引制度」を導入すると発表した。従来から制度の対象であった身体障害者、知的障害者に加え、順次精神障害者にも割引制度が新設される。
新制度では、各自治体が発行する「精神障害者保険福祉手帳」を持つ障害者本人とその介護者の運賃を一定の条件で割引。通常の運賃の半額で利用が可能になる。
導入日は鉄道会社によって異なる。東京メトロは8月1日に導入する一方、阪神電鉄は来年1月末ごろを予定しているほか、JRグループや小田急電鉄は来年4月1日と発表している。