紅葉シーズンたけなわの10月31日、塩原温泉(栃木県那須塩原市)で2階建てオープンバス「めいぷるスカイ号」の運行が始まった。目線の高さから間近に紅葉が眺められるのが特徴で、「予約も順調に入っている」(市観光局)という。
このバスはジェイアール関東西那須野支店が所有。北関東では初めての導入となる。紅葉巡りは市観光局、塩原温泉観光協会、塩原温泉旅館協同組合と同社が企画した。
11月23日まで運行する。塩原温泉バスターミナル発着で、もみじ谷大吊橋などの紅葉スポットや大正浪漫街道、バレーラインなどのルートを約2時間半かけて巡る。
定員40人で、乗車料金は1800円(ガイド付き)。乗車券は協賛宿泊施設で販売する。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、乗車時の検温のほか、手指消毒やマスクを着用してもらう。
30日には塩原温泉バスターミナルでオープニングセレモニーが行われ、一足早く関係者らが試乗した。
1日2便運行。問い合わせは同観光協会、TEL0287(32)4000。
オープニングセレモニーでテープカットする関係者(右から3人目が中村泰之・ジェイアールバス関東社長、4人目が渡辺美知太郎市長)