前橋コンベンション協会は8月27日、日本酒やみそなど発酵食品をキーワードにした誘客プロモーション「まえばし発酵めぐりの旅」の発表会を東京・浅草のHacco’s Tableで開催した。2020年に開催する群馬デスティネーションキャンペーン(DC)に向け、「発酵」をキーワードにPRを展開する。
冒頭、同協会の曽我孝之理事長が「前橋にはすぐれた発酵技術がある。健康への関心が高まる中、発酵をきっかけに誘客につなげたい」とあいさつ。
発表会では、前橋市の山本龍市長が、市内の「発酵スポット」や道の駅を拠点にした情報発信計画などを紹介した。「納豆の生産が全国で3位など、前橋は食にあふれた町。大量生産ではないこだわった食を味わいに、ぜひ訪れてほしい」と呼び掛けた。
前橋市は、古くから醸す文化が伝わり、日本酒やみそ、しょうゆ、納豆などが作られてきた。最近ではチーズなども生産されている。
来年には、食を通じた生産者と来訪者の出会いの場づくり、前橋を巡る選択肢を増やすため、まえばし発酵めぐりの旅の一般向けツアーや受け入れ態勢のパッケージ化を行う。ツアーでは、焼きまんじゅうや酒蔵、チーズ工場など食や上毛電気鉄道で升酒など楽しめる予定。
また、今秋には食の魅力をPRするウェブサイトを開設する。
前橋市の山本市長