経済産業省は8日、福島県産品や観光の風評被害払拭と同県の産業振興を図るため、東京・霞が関の同省で「福島産業復興フェア」を開催した。一般の人も来場し、復興に一役買った。
同県と福島観光物産交流協会が協力した。東日本大震災や福島第1原発事故の影響はいまだ残り、風評被害もなくならないのが実情。
同省は、「県の農産品、加工食品、伝統工芸品、観光PRなどを通じて、県の魅力を改めて発信したい」(地域経済産業グループ福島産業復興推進室)と意気込む。
フェアの開場に先立ち、同省の政務三役と県によるオープニングセレモニーが行われた。県のゆるキャラ「キビタン」も参加し、会場を盛り上げた。
「食べて応援しよう」「行って応援しよう」「飾って応援しよう」「心で応援しよう」をテーマに、観光面ではパンフレットの配布やのぼりなどを設け、県の観光魅力をアピールし、来県を呼びかけた。