25年4月から両行の経営を担う山科氏（左）と佐藤新頭取（11月8日、ウェスティンホテル仙台）
フィデアホールディングス（HD）は11月8日、傘下の北都銀行と荘内銀行を合併して「フィデア銀行」とすることを発表した。合併は2027年1月1日とし、本店は山形市に設置する。新銀行の頭取には佐藤敬・北都銀取締役専務執行役員が就任予定だが、佐藤氏は合併前の25年4月に北都銀頭取兼荘内銀頭取に就任し、実質一行体制で経営を行う。
合併によって両行の持つリソースを融合して顧客サービスを向上させるとともに、システム面や資金運用などでスケールメリットを生かした経営を進める。24年3月期の両行合算の預金量は2兆7677億円、融資量は1兆8849億円。店舗数は合計174カ店（店舗内店舗を除く拠点数は77カ店）。【記事提供：ニッキン】
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