網走市とJTB、住民参加型「ローカル魅力発掘発信ワークショップ」開催


 網走市とJTBは、住民参加型「ローカル魅力発掘発信ワークショップ」を開催する。

網走市、網走教育委員会と株式会社JTB、合同会社イーストタイムズは、「網走市ローカル魅力発掘発信ワークショップ」を2021年7月25日(日)と8月22日(日)に開催します。本ワークショップは、網走市・網走教育委員会が主催し、JTBが共催、イーストタイムズが運営を手掛けるもので、北海道初開催となります。網走市住民が地域の魅力を発掘し、全国に発信する手法を学び、ふるさと納税ポータルサイト「ふるぽ」での発信と返礼品開発につなげることをめざします。

詳細はこちら:https://furu-po.com/spage.php?nm=project_abashiri01

本ワークショップは、網走市教育委員会が地域住民の生涯学習の一環として推進する「あばしり学」と連携し、産官学民一体で関係人口創出やシビックプライド醸成をめざします。地元高校生からシニア層まで、市民だけでなく、網走市に想いを持つ全国の人々に広くご参加いただけます。

この取り組みは、「その土地を、“ふるさと”と想う人をつくる」ことを目標に、地方創生に注力する自治体とその土地の住民が一体となって、地域の魅力を発掘・発信し、ふるさと納税につなげる「ローカル魅力発掘発信プロジェクト」の一環として実施します。

■網走市教育委員会「あばしり学」とのコラボレーションで産官学民連携

今回の「網走市ローカル魅力発掘発信ワークショップ」では、本プロジェクト初の試みとして、網走市の教育委員会が取り組んでいる「あばしり学」と連携します。

「あばしり学」は、網走市教育委員会が網走市民の生涯学習の場として2010年から実施しています。これまで250回ほどの講座を行っています。自然景観や歴史的資源を活用するとともに、文化・産業や観光について、体験を中心に、直接見て、触れて、あばしりを体感し、楽しみながら学べる講座です。

今回のワークショップでは、ふるさと納税という関係人口拡大につながる仕組みを、地域住民の生涯学習プログラムと紐付けることで、産官学民を連携させ、より付加価値の高い網走市の魅力の発見や、意欲ある住民たちの情報発信力強化をめざします。

https://www.city.abashiri.hokkaido.jp/270kyoiku/020syakaikyouiku/020kouza/abashirigaku-koza-bass.html

■住民が発掘した網走市の魅力をプロの目線で助言。ふるさと納税の返礼品の登録をめざす

本ワークショップは、全2回で構成されます。第1回は、地域の魅力を再発見し、全国の人に伝わるように伝える手法を学びます。第1回から第2回の間に参加者は、実際に街を歩いて町の人にインタビューを行い、地域の魅力を発掘します。第2回のワークショップでは、発掘してきた魅力を元に“魅力発掘発信レポート「ハツレポ」“を作ります。
地域の魅力が詰まった「ハツレポ」は、プロの手による校閲・編集を経て、JTB「ふるぽ」内の特設ページに掲載。一部の産品は、新たにふるさと納税返礼品として登録されます。こうした一連の取り組みは、参加者たちのシビックプライド醸成に繋がるだけでなく、「ハツレポ」を介して読み手の共感を生み、ふるさと納税を通じて関係人口の拡大に繋がると考えられます。

宮城県気仙沼市でのワークショップの様子宮城県気仙沼市でのワークショップの様子

■「網走市魅力発掘発信ワークショップ」概要

開催日時:第1回目 2021年7月25日(日) 11:30~14:30(11:00 開場)
第2回目 2021年8月22日(日) 11:30~14:30(11:00 開場)
会場:オホーツク・イノベーション・ベース(東京農業大学オホーツクキャンパス内)
アクセス:https://www.nodai.ac.jp/campus/map/okhotsk/
定員:会場・オンライン参加合計40名
※応募数が定員を超えた場合、抽選を行いますが、抽選から漏れた方もオブザーバーとして参加できます。オブザーバーは、ワークショップ中の発言はできませんが、講師に対して自分の発掘発信した魅力を「ハツレポ」としてオンラインで提出することができます。提出された「ハツレポ」は、ワークショップ終了後、全て講師の校閲・編集を経て、「ふるぽ」に掲載します。
応募期間:2021年6月21日(月) ~ 2021年7月15日(木)
参加費:無料
申込サイト:https://furu-po.com/spage.php?nm=project_abashiri01
実施内容:

  • STEP.1「学ぶ」第1回ワークショップ:7月25日(日):地域の魅力の発掘発信方法を学びます
  • STEP.2「発掘」第1回から第2回までの間:外部の人が知らない「魅力」を、街を歩いて「発掘」します
  • STEP.3「発信」第2回ワークショップ:8月22日(日):発掘してきた「魅力」をもとに“魅力発掘発信レポート「ハツレポ」”を作ります
  • STEP.4「ふるさと納税へ」第2回以後:「ハツレポ」はふるさと納税ポータルサイト「ふるぽ」にて掲載され、一部の産品はふるさと納税の返礼品として全国に発信されます

※ワークショップは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、対策を講じて開催します。
※状況により、会場参加での申込者もオンラインでの参加に変更していただく場合もあります。

【過去開催時の「ハツレポ」と返礼品の事例】

日本酒カクテル日本酒カクテル

ハツレポ: 「日本酒は、自分好みに割って飲む」
岩手銘醸「岩手誉(いわてほまれ)」を奥州市産「りんごジュース」で割って飲むという新たな飲み方を提案
返礼品:日本酒 奥州ノ龍 720ml×3本セット 岩手県新酒鑑評会 金賞受賞蔵
https://furu-po.com/spage.php?nm=project_oshu02#post10

【講師紹介】
合同会社イーストタイムズ 代表社員CEO 中野宏一
1984年秋田県湯沢市生まれ。埼玉県出身。東京大学公共政策大学院修了。朝日新聞校閲記者を経て、2015年震災報道・地域報道を行うため仙台でイーストタイムズ創業。Yahoo!ニュース記者として宮城に居ながらローカルニュースで数百万人に読まれるヒット記事を連発する。それらの経験を活かし、ローカルの魅力を市民自身の手でニュースにして発信する活動を開始し、SNSを活用したローカル情報発信の専門家として、全国60箇所1700人以上の市民記者を育成している。

■その土地を“ふるさと”と想う人をつくる 〜 ローカル魅力発掘発信プロジェクト

JTBふるさと開発事業部と合同会社イーストタイムズとが、自治体とその土地に暮らす人々とともに、その地域固有の多くの魅力的な人・モノ・場所・体験を全国に発信する取り組みです。2020年9月に宮城県気仙沼市から始まった本プロジェクトは、これまでに全国の5つの自治体で開催してきました。参加者数は累計208名にのぼり、発掘された魅力を発信するレポートである「ハツレポ」も、ふるさと納税ポータルサイト「ふるぽ」に多数掲載されています。
ローカル魅力発掘発信プロジェクト:https://furu-po.com/spage.php?nm=project_local

JTBは、「旅の数だけふるさとが増えていく。ふるさと納税で旅に出よう」という考え方のもと、全国にある自治体の魅力を、ふるさと納税サイト「ふるぽ」を通じて発信する事業を行っています。「ふるぽ」は、多くの方々が「旅」を通じて、自分の新しいふるさとをみつけ、増やしていくことを応援しています。
ふるぽ:https://furu-po.com/

合同会社イーストタイムズは、2015年、東日本大震災の復興途上にあった仙台で、震災報道と地域報道を行うため、元新聞記者らが立ち上げた会社です。代表の中野宏一はヤフーニュース記者として契約し、地域のニュースを全国に報道するうちに、地域には魅力がないのではなく、魅力が発信されていないだけだと気づくようになりました。そこで、2016年より地域の住民が作るニュースネットワークを構築し始め、そこで蓄積されたノウハウを活かし、2020年10月、全国各地の住民がその土地の魅力を発掘・発信するローカル情報プラットフォーム「ローカリティ!」をリリース。今後もローカルに埋もれた「驚き・発見・感動」を、その土地に生きる人々とともに、全国に向けて発信し続けていきます。
合同会社イーストタイムズ:https://www.the-east.jp/
ローカリティ!:https://thelocality.net/

 
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