鉄道旅客協会が1日に発表した主要旅行業10社の1月の旅行取扱額は、前年同月比142.8%増の669億4195万円だった。新型コロナウイルスによる行動制限が緩和されたことで年始を中心に需要が回復基調となり、国内旅行は増加した。
分野別の取り扱い状況を見ると、国内旅行が158.3%増の599億1096万円、海外旅行が35.5%減の16億5480万円、外国人旅行が54.9%増の3億350万円。その他は214.1%増の50億7270万円だった。
各社の状況を見ると、総取扱額は8社が前年実績を上回り、4月からの累計も8社が増加となった。分野別で見ると、国内旅行は、全社が前年比増に。海外旅行は半数以上が前年比減となった。外国人旅行は取り扱いを行った7社のうち、7社とも前年を上回った。
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