観光庁が8日に発表した主要旅行業45社・グループの22年2月の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額が前年同月比95.4%増の793億3598万円だった。新型コロナウイルス感染症拡大によるまん延防止等重点措置の影響があるも、緊急事態宣言下であった前年からは増加。しかし、新型コロナ禍以前の前々年と比較すると78.5%減となった。
総取扱額は4社を除いた多数が前年実績を上回った。一方、前々年同月比は全社が下回った。また、全社が前々年比で5割以上下回った。
分野別に前年実績と比較すると、国内旅行が94.0%増の730億2931万円、海外旅行が133.8%増の57億9922万円、外国人旅行が108.4%増の5億745万円。前々年比では、国内旅行が63.4%減、海外旅行が96.3%減、外国人旅行が96.6%減となった。
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