群馬県によると、年末年始(12月29日〜1月3日)の主要温泉地の宿泊客数は前年同期比0.6%増の20万690人、スキー場利用者数は同11.9%増の25万4393人となり、いずれも前年実績を上回った。
9温泉地(草津、水上、伊香保、四万、老神、磯部、やぶ塚、猿ヶ京、万座)のうち、前年を下回ったのは水上だけだった。
宿泊客数のベスト3を見ると、1位は伊香保(5万7400人、前年比0.2%増)で、以下、水上(5万2310人、同0.6%減)、草津(4万4520人、同0.7%増)の順。
また、国道120号椎坂トンネル開通(11月)でアクセス性が向上した老神は同5.8%増と高い伸びを見せ、開通効果が表れた。
一方、スキー場は12月中の降雪でゲレンデの状態が良く、好天に恵まれたこともあり、全地区で前年を上回る入込客数となった。
利用者数を地区別に見ると、最も多かったのは片品の8万549人で、以下、水上6万2741人、嬬恋4万1756人、草津3万2344人の順。