群馬県みなかみ町は10月30日、東京都内で、旅行業者やマスコミ関係者を集め、2年ぶりとなる観光情報交換会「サロン・ド・G」を開いた。会には鬼頭春二町長や深津卓也観光協会代表理事らも出席した。
来年春(4~6月)のデスティネーションキャンペーン(DC)に向けた取り組みでは、谷川岳で「天空のナイトクルージング」を実施。夜に特別運行するロープウエーに乗り、標高1300メートル地点まで空中散歩を楽しむ。世界的な空間照明アーティストの長谷川章氏によるデジタル掛け軸の投影もある。
4月25日~5月末まで全12回開催。料金は大人2500円、小学生1300円。
町のスキー場連絡協議会は19―20シーズンの取り組みを紹介。「アナタの雪の王国(アナ雪)」をテーマに、インスタグラム投稿キャンペーンや、1日で町内八つのスキー場にある全てのリフトを制覇する“鉄人レース”を1月26日に開催する。参加料は5千円を予定している。
また、3月7日にはJTBアジアパシフィックと共同で第2回「雪合戦アジアカップ」を水上高原スキーリゾートで開催する。昨年はアジア9カ国から100人を超える選手が参加し、中国の北京チームが優勝した。
11月末をめどに町独自の地域ポイント制度を開始する。顧客データを一括管理することでマーケティングや販売促進に活用するという。
あいさつする鬼頭町長