渋川伊香保温泉観光協会(群馬県渋川市)は10日、新型コロナウイルスの影響を調べる宿泊状況のアンケートを実施した。4~6月の宿泊予約数(9日現在)は、前年同期比15.7%であることが分かった。
調査は、7~9日に同協会会員の44施設(回答は31施設)を対象に実施。4~6月の宿泊予約数の確認を行った。予約数は、4月が前年同期比12.8%の7637人(昨年5万9602人)、5月が同17.3%の1万373人(同5万9794人)、6月が同17.0%の9210人(同5万4312人)だった。
「新型コロナウイルス感染拡大による移動の制限もあり、客足は鈍い。今後は影響が拡大するかもしれない」と同協会。
同協会と伊香保温泉旅館協同組合は同日、固定資産税の減免措置や入湯税収の観光振興策への充当を求める要望書を渋川市の高木勉市長に手渡している。