自社の景況判断は「下降超」、内閣府など調査


 内閣府と財務省はこのほど、法人企業景気予測調査の4〜6月期分を公表した。同期の自社の景況判断BSI(上昇とする企業割合から下降とする企業割合を引いた値)は、大企業、中堅企業、中小企業ともに「下降」が「上昇」を上回る「下降超」となった。大企業が前期の「上昇超」から「下降超」に転落。先行きでは、7〜9月期は大企業と中堅企業、10〜12月期は中小企業も含めた全てが上昇超に転じる見通しだ。

 今期のBSIは、大企業がマイナス1.2、中堅企業がマイナス2.2、中小企業がマイナス13.6。前期(今年1〜3月期)から大企業は3.1ポイント下降。中堅企業は同水準。中小企業は0.3ポイント上昇した。

 製造業、非製造業別では、大企業の非製造業(1.3)で唯一、上昇超となった。

 7〜9月の見通しは、大企業が10.6、中堅企業が8.3、中小企業がマイナス5.1。中小企業以外は上昇超に転じる見通し。

 
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