国内最大級の船旅の祭典「クルーズスタイル2017」(主催・クルーズスタイル実行員会)が5月27、28の両日、東京の晴海客船ターミナルで開かれた。クルーズの人気の高まりもあり、2日間で約1万2千人が来場した。
イベント名を昨年のクルーズフェスタからクルーズスタイルに変更した。27日は5240人、28日は日曜ともあって6668人が来場した。
昨年はいわゆる「F2層」と呼ばれる30代後半から40代の女性、夫婦連れが多かったが、今年はファミリー層の姿が目立った。「船社や旅行会社のブースでパンフレットを何種類も手にし、セミナーや講演に熱心に耳を傾けていた」という。
保木久美子実行委員長は「東京五輪・パラリンピックも視野に入れ、船旅の魅力を伝える試みを継続的に実施することで、クルーズ人口の拡大やクルーズブームを後押ししていきたい」と語っていた。