日本ツーリズム産業団体連合会(TIJ)は4日、芸術文化が持つ、人を惹きつける力を交流人口の拡大やツーリズム産業の分野でも生かす方法を探ろうと「ツーリズムサミット」を都内で開いた。松島みどり国土交通副大臣や佃和夫日本経済団体連合会副会長をはじめ、ツーリズム産業、経済界などから約500人が参加。
冒頭あいさつした舩山龍二会長=写真=は「芸術文化がツーリズム産業の新しい分野を切り開く有力な手だてとなる。創造都市(芸術文化の創造性や人を惹きつける力を都市づくりに生かす考え方)と地域振興についてさまざまな角度から議論していただきたい」とあいさつした。
また、松島副大臣は文部科学省に対して、子どもが秋休みをとれる仕組みづくりを働きかけると明言。「親が秋休みを取得した場合、子どもも学校を休んで一緒に旅をし、感動を味わえる環境が必要だ」と述べた。
福原義春・資生堂名誉会長が「芸術文化と創造都市」と題して基調講演し「住民にとって住みよい地域が他地域の住民の関心を引き、ひいては観光客を集めることができると」と強調した。
続いてのセッションでは、創造都市づくりに取り組む加賀山弘・地中美術館事務局長らが参加し、地域の振興などについて持論を展開した。