茨城と栃木の両県は4月24日、一体となって観光客を誘致しようと「いばらき・とちぎ広域観光推進協議会」を設立した。主に、茨城空港の就航先である関西と北海道からの観光客をターゲットに誘客策を展開する。
協議会は茨城県の商工労働部観光物産課、企画部空港対策課と栃木県の産業労働観光部観光交流課で構成。会長は観光物産課長の清瀬一浩氏。群馬を含めた3県は北関東3県広域観光推進協議会を組織しているが、「今回は茨城空港の利用促進に特化した協議会」(観光物産課)としている。
(1)国内観光客の誘客宣伝に関する事業(2)観光情報の収集、提供および観光関係機関との連携に関する事業—などを主な活動内容に掲げ、まず2県の見どころなどを盛り込んだパンフレットを作成する。
また、夏をめどにメディアを招いて観光魅力をアピールするとともに、秋には旅行会社の招へいなど旅行商品の販売促進に取り組む。
同空港には現在、スカイマークが神戸線、新千歳線などを開設、運航している。