茨城交通は11月30日、ひたちBRTで自動運転バス実証走行を開始した。
また、スタートを記念して以下のイベントを行います。
●11月29日(日)【スタートイベント】
●11月30日(月)~12月4日(金)【無償体験試乗会】
https://autonomousbus-project.com/?utm_source=hp&utm_medium=banner&utm_term=michinori
尚、本事業は、経済産業省・国土交通省の事業を受託した国立研究開発法人産業技術総合研究所より2019年度に「中型自動運転バスによる実証実験」を実施するバス運行事業者に選定され、実施するものです。
*通常のBRTバスも従来どおり運行されます。それらに加えて別途、下記の自動運転バスが運行されます。
ダイヤ・運賃の詳細:http://www.ibako.co.jp/contents/newsrelease/2020/11/22781.html
図.実証実験概要(走行ルート、運賃、ダイヤ)
■ 乗車申込方法
*自動運転バスの乗車時は安全確保のため全員着座にてご乗車頂きます。乗車される方は事前に乗車予約をしてください。
乗車予約URL:https://autonomous-mobility.jorudan.biz/hitachi/reserve/index.html
■ 実証を支える各社の技術
*本実証では本格的な商用実装に向けて各企業と連携し、安全に走行出来る環境づくりと技術検証を行っています。
小糸製作所・コイト電工:https://www.koito.co.jp/ http://www.koito-ind.co.jp/
KDDI:https://iot.kddi.com/cases/hitachi_brt/
住友電工:https://sei.co.jp/
PSSI:https://jpn.pioneer/ja/corp/news/press/2020/pdf/1126-1.pdf
図.路側センサーの設置個所と設置物
■ MaaS実装の連携
*本実証と並行して、ひたち圏域(高萩市、日立市、東海村、ひたちなか市)の広域で連携実施する、「ひたち圏域MaaS」の取組と連携し、自動運転バスの乗車券の事前購入(10%引きの特典あり)や、大沼地区のデマンドタクシーとも連動し、将来のネットワーク型の交通サービスの提供を目指します。各種サービスはひたち圏域のモデルアプリから利用できます。
図.MaaSアプリの画面イメージ
■ 新型コロナウイルス感染症対策について
*実証期間中は新型コロナウイルス感染症について十分に対策し、安心してご乗車頂ける環境を作ります。
【参考情報】
本年度の本格実証の開始に向けた準備状況などは、みちのりグループで取り組む自動運転プロジェクトのWEBサイト(http://autonomousbus-project.com/)にて適宜更新していきます。
【ラッピングデザインについて】
みちのりグループにおける自動運転実証実験では、「土佐くろしお鉄道中村駅リノベーション」や「えちごトキめきリゾート雪月花」、「WEST EXPRESS 銀河」等の実績を持つICHIBANSENの川西康之氏がデザインしたおさかなデザインを車両ラッピング等に使用しています。個々の魚はひとつの個体ですが、魚群全体としては調和してしなやかな群れを作って泳ぎ回る、そのような自律と調和が街中の交通システムにも現れたらよいのではといったアイデアからのデザインです。街に導入されていく自動運転バスが、全体で一つのシステムとして機能する将来をイメージしています。なお、みちのりグループの「MEX-みちのり高速バス」、「関東自動車路線バス」も同氏によるデザインです。