蒼海出版から「旅行業者リスト2010」が12月中旬に創刊される。日本の旅行業者に加え、「観光立国推進基本計画バックアップ特集」として、韓国、台湾、中国、香港の海外旅行の取り扱いができる登録旅行業者も業界誌で初めて掲載。海外からのインバウンド誘客に活用できる。
昨年度の訪日外国人は約835万人。国・地域別では、韓国から238万人、台湾から139万人、中国から100万人、香港から55万人と、これらアジアの国・地域で計532万人となり、全体の64%を占めている。これからの観光産業は隣国からの訪日客抜きに飛躍は望めない。
観光立国推進基本計画バックアップ特集では、韓国の961社、台湾の2650社、中国の1970社、香港の1493社をリスト化。漢字表記だけでなく和訳もあり、使いやすい。
全国の旅行業、旅行業者代理業の支店と営業所の最新データも網羅。掲載数は約1万240社に及んでいる。
B5判約900ページ。定価は1万2600円(税込み)。11月30日までに予約した場合は割引価格の1万1550円。
同社は、新設したトラベルネットワーク事業部で観光関連専門書の発刊と各種サービスなどの事業を展開している。問い合わせ先は(TEL03・3268・5466)。