藤田観光は10月6日、東京理科大学「スペース・コロニー研究開発コンソーシアム」に参画した。
藤田観光株式会社(本社:東京都文京区 代表取締役兼社長執行役員 伊勢宜弘)は、東京理科大学「スペース・コロニー研究開発コンソーシアム」(https://www.tus.ac.jp/ssi/consortium/)へ2023年 10月6日より参画し、宇宙開発の一翼を担うことを目指します。
宇宙へ行くことは、長い間、人々の夢であり、今までは訓練を受けた一部の方しか行けなかったものが、近年では、民間人が宇宙を体験できる旅行サービスなども提供されており、民間人が宇宙で長期的に滞在する未来も少しずつ現実味を帯びてきております。
東京理科大学「スペース・コロニー研究開発コンソーシアム」 (以下、本コンソーシアム)は、宇宙開発に不可欠な極限的な閉鎖環境において人間が長期間滞在するために必要な技術の研究開発を、企業・行政・大学等の教育機関が、互いに連携しながら実現するための場として、2018 年 11 月に設立されました。月以遠への宇宙空間居住を目指すとともに、必要とされる技術を地球上でも実装することで、様々な社会課題の解決、快適な地上での暮らしの実現(SDGsの実現)に取り組んでおります。
主に宿泊・飲食事業を展開している当社は、「宇宙で暮らす未来」の実現に向けて循環型生活システムや快適未来空間の開発などの分野において、“宇宙ホテル”開発を構想しつつ、例えば、地上につくられた完全閉鎖型空間において人間が長期間、快適な生活を送るための技術応用の場やサービスを提供することなどで、実証実験や事業化を通して貢献できる可能性を感じ、今回の参画を決定いたしました。
本コンソーシアムへの参画を通じて、宇宙開発という夢のある事業においても、当社の社是である「健全な憩いの場と温かいサービスを提供することによって、潤いのある豊かな社会の実現に貢献」できるように魅力的な滞在環境の造成に努めてまいります。