西武鉄道と西武プロパティーズ(東京都豊島区)は5日、西武鉄道が保有する西武線沿線の遊休地を活用した新たな不動産賃貸事業の取り組みとして、西武グループ初となる賃貸ガレージハウスのプロジェクトを始動したことを発表した。第1号物件を2022年春入居開始に向けて埼玉県入間市で展開。西武線沿線での新しい住み方を提案する。
同プロジェクトは、コロナ下での価値変容、行動変容に対応し、新たなエリア価値向上や沿線での街づくりを進める上での「好きと共存できる空間」の提供を目的に実施した。
賃貸ガレージハウス第1号物件は、「多種多様な趣味の世界を満喫することができる住まい」をコンセプトに、1階にガレージスペース、2階に居住スペースを配置。1階のガレージスペースは車やバイクの駐車スペースとして使う以外にも、自転車や登山、サーフィン、ゴルフなどの各種用品の手入れに使えるなど、入居者の「好き」を実現する。2階の居住スペースには12・9帖の空間を確保し、自宅でのテレワークを可能にする。