西武ホールディングス中間決算、128億赤字 緊急事態宣言影響


 西武ホールディングス(HD)は11月10日、2022年3月期(21年4月1日~9月30日)中間決算を発表した。売上高は前年同期比25.8%増の1949億800万円、営業損失は35億3300万円(前年同期は306億9千万円の損失)、経常損失は73億6500万円(同346億3400万円の損失)、純損失は127億5100億円(同390億3300万円の損失)となった。緊急事態宣言の発出、出控えなどで厳しい事業環境が続くも、前年同期では増収となった。通期は2期連続の最終赤字を予測している。

 セグメント別でみると、都市交通・沿線事業では、鉄道・バスの運輸収入や5月19日にリニューアルオープンした「西武ゆうえんち」の来場客数が増加した。ホテル・レジャー事業は、国内外のホテル、ゴルフ場、横浜・八景島シーパラダイスの利用客が増えるほか、東京オリンピック・パラリンピック開催に伴う需要があった。不動産事業では、リゾートなどの分譲地販売件数、保険の代理手数料収入などが増えた。建設事業では、リノベーション工事が増加した。このほか、伊豆箱根事業および近江事業でのバス・タクシー利用、プロ野球公式戦での観客動員数などで昨年を上回った。

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