国際観光日本レストラン協会(JRA)は17日から8月末まで、「親子体験食味学習会」=写真はパンフ=を全国で実施する。昨年、創立50周年記念事業として実施したところ好評だったため、夏休み企画として今年も行うことにした。
小・中・高校生と保護者が対象で、普段子どもが入ることのないレストランや料亭に足を運んでもらい「本物のおいしさ、作法などを体験することで、食文化の素晴らしさや食事の大切さ、楽しさを学んでもらいたい」とJRA。
協会加盟のレストランや料亭など37店舗が協力する。参加費は店舗によって異なるが、1人1千〜1万円。
例えば有名料亭つきぢ田村(東京・築地)では食事の大切さや作法、本当のおいしさの体験などを内容に約2時間半の食事を楽しむ。「食事を無駄にせず、おいしく食べることの大切さを伝えたい」という。料金は1人5千円。
京都市の瓢亭ではお座敷やおもてなしの作法のほか、日本料理の基本であるだしについて学ぶことができる。料金は1万円。
学習会は昨年も同時期に実施した。この時は35店舗が協力し、親子連れなど計約450人が参加している。
JRA発行の申込書に必要事項を記入し、ファクス(03・5651・5602)で申し込む。JRAのホームページでも申込書をダウンロードできる。