
観光庁は11月9日から11日まで、宮城県仙台市で観光レジリエンスサミットが開催されることを受け、国連世界観光機関(UNTourism)駐日事務所と共催でシンポジウムを開催する。
サミットは地震や風水害等の自然災害やコロナ等の危機に対する観光分野の強靭性(レジリエンス)をテーマに実施するもの。シンポジウムは過去の危機の経験と教訓を活用して将来に備えることに焦点に、日本国内を中心に過去に大災害に見舞われた地方自治体や観光事業者、観光団体から講演者を招いて開催する。
シンポジウムは11月9日14時から17時まで、仙台国際センターにてハイブリット開催。参加は事前登録制で、締切は11月1日まで、登録フォームで受け付ける。なお、現地参加の定員は220名。
また、11月9日10時から14時には関連イベントとして仙台市が「サミット開催記念講演会 震災の教訓を未来につなぐ ―観光で学ぶ震災の記憶―」を開催。会場は青葉山公園の仙臺緑彩館交流体験ホールで、観光庁からサミットや日本における観光レジリエンスの取組などを紹介するほか、宮城県仙台二華高等学校の生徒が国内外の防災ミュージアムに関する発表を、3.11伝承ロード推進機構が災害伝承の取組を講演する。事前申し込みは不要。