千葉県は9月20日、同県の観光促進を図るため、「ちばプロモーション協議会」を設立した。同県の経済団体や企業、NPO団体や大学など約340団体が参加。協議会の設立を契機に、今年開催した「ちばデスティネーションキャンペーン(DC)」での取り組みを継続的なものにし、観光産業の活性化を図る。
同協議会会長には堂本暁子・千葉県知事が就任。年間の事業規模は3千万円を予定する。今後3カ年にわたり、全県挙げた同県のプロモーション活動を継続的に行う。
今年度は08年1〜3月に早春キャンペーンを実施する。具体的なキャンペーン内容については現在のところ未定。来年度から新規事業に着手する予定だ。
千葉県は今年2〜4月に「ちばデスティネーションキャンペーン」を開催、「全県挙げての観光促進の機運が高まりをみせている」(千葉県観光協会)。同協議会の設立により、DCによって醸成された、地域、業種を横断しての観光プロモーション活動を確かなものにする構えだ。