観光地域高付加価値化事業、天童など8地域先行採択


 観光庁は8日、宿泊施設の改修などに補助金を交付する「地域一体となった観光地の再生・観光サービスの高付加価値化事業」について、地域計画の審査を行い、先行して8地域を採択した。自治体、DMO、事業者グループなどの単位で応募した候補地域に対しては、専門家を派遣するなどの伴走支援を実施し、計画作成を後押ししている。今後も計画の策定を終えた地域から順次審査を行う。

地域一体の温泉街整備など計画

 先行して計画が採択された8地域は、天童市(山形県)、鶴岡市(同)、山形市(同)、福島市(福島県)、みなかみ町(群馬県)、加賀市(石川県)、豊岡市(兵庫県)、阿蘇市(熊本県)。今後、地域計画に記載された事業に対して補助金が交付され、宿泊施設などの改修が進められる。

 8地域の計画の概要は次の通り。

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