観光庁は9月27日、「地方における高付加価値なインバウンド観光地づくり事業」のモデル観光地に山形エリア、佐渡・新潟エリア、富士山麓エリアの3地域を追加したと発表した。モデル観光地は合計で14地域となった。個性を生かした地域づくりを支援し、消費額の高い外国人旅行者の地方誘客を拡大する。
大都市圏に集中するインバウンド消費を地方に波及させようと、2023年3月に11地域のモデル観光地を選定し、マスタープランの策定などを支援してきた。複数年にわたって集中的な支援を実施することで、他の地域の参考となる先進事例の創出を目指す。