人材育成でサービス向上
観光庁は9日、「上質なサービス提供に向けた宿泊施設への専門家派遣」事業を実施する旅館・ホテル8施設を決定した。外国人富裕層の訪日、滞在の促進に向け、人材を育成し、サービスを向上させる研修などを来年2月にかけて提供する。
実施施設は、メムアースホテル(北海道大樹町)▽しこつ湖鶴雅別荘碧の座(北海道千歳市)▽別邸仙寿庵(群馬県みなかみ町)▽ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜(横浜市)▽扉温泉明神館(長野県松本市)▽能登九十九湾百楽荘(石川県能登町)▽西村屋本館(兵庫県豊岡市)▽ザ・ひらまつホテルズ&リゾーツ宜野座(沖縄県宜野座村)。
8施設では、世界のラグジュアリーホテルを審査・評価する「5つ星」の格付けシステムを世界で初めて導入したとされるフォーブストラベルガイドによるオンライン研修、覆面調査での施設の現状把握、各施設における実地研修などを行う。