観光庁は27日、MICE戦略推進セミナーを開催する。地域におけるMICE施設の運営などに活用が期待される官民連携手法としてコンセッション方式を含むPPP手法などを紹介する。主な対象者は地方自治体のMICE担当者。参加は事前登録制で、東京都内の会場での現地参加とオンライン参加から選べる。
PPPは、公共サービスの提供に民間が参画する手法で、公共サービスの向上に民間の資本やノウハウを活用する。コンセッション方式は、利用料金を徴収する公共施設などで、公共側が施設の所有権を持ったまま、運営などを行う権利を民間事業者に設定する方式。
MICE施設の運営に関しても、PPPのうちコンセッション方式の活用が期待されている。セミナーでは先進事例の当事者などが登壇し、地域のMICE戦略における官民連携の可能性、有効性などを語る。
参加費は無料。申し込みは10月26日まで。詳細や事前登録については観光庁のホームページに掲載されている。
セミナーは、第2回を12月に、第3回を2021年1月に開催予定。