観光庁は、若者の旅行振興につながる取り組みを表彰する制度を創設する。これに関連して、22日からこの表彰制度の名称(キャッチフレーズ)募集を開始した。同日記者会見した井手憲文長官は、「若者が旅行に出かけたくなるような名称を募集する。(創設を通じて)若者の旅行離れに歯止めをかけたい」と意欲を示した。
表彰対象となるのは、若者(特に20歳代)の国内旅行活性化に寄与した地方公共団体、団体、NPO、企業、個人の取り組み。(1)新規需要開拓への貢献度(2)斬新性(3)若者の巻き込み──などを基準に審査し、観光庁長官賞、奨励賞、ブロック賞、特別賞などを決める。
今年12月〜来年2月に表彰対象を公募、5月に審査会を開き選定、6月に表彰する予定だ。
キャッチフレーズは8月末まで募集。応募資格は問わず、何点でも受け付ける。9月下旬にウェブサイトで発表する。
採用者には希望する3つの国・都市のガイドブックと記念品(マイ箸)を贈る。