観光庁は7月31日、宿泊施設の環境整備を支援する二つの補助事業の第2期公募を始めた。要件を満たせば、ワーケーションスペースの整備、サーモグラフィーの導入など、新型コロナウイルス対応にも活用できる。募集期間は9月11日まで。
「宿泊施設バリアフリー化促進事業」は、ワーケーションスペース、個室浴室、個室食事処などのバリアフリー化を伴う整備に活用可能。補助率は2分の1で、上限額は500万円。
「宿泊施設基本的ストレスフリー環境整備事業」は、訪日外国人旅行者の受け入れ環境整備を促進する事業だが、旅館・ホテルのWi―Fi環境の整備や決済端末の整備、サーモグラフィーの導入などに活用できる。補助率は3分の1で、上限額は150万円。
申請順に随時認定し、予算がなくなり次第、募集を終了する。2020年第1期公募で認定されていない事業者を優先的に採択する。
公募要領、申請書は観光庁のホームページなどで入手できる。