観光庁はこのほど、2015年度補正予算を使った地域資源を活用した観光地魅力創造事業の支援先として11地域を選定した。地域が取り組む「食」「農業体験」「農山漁村風景」などを生かした観光振興策を後押しする。
食、農業体験、農山漁村風景を地域資源として活用することが要件の事業。予算額は5千万円。公募に対しては23件の応募があった。
選定した支援地域のマーケティング、滞在コンテンツの充実、外国人の受け入れ環境整備などを支援。経費の2分の1以内を予算の範囲内で支援する。
主な支援地域の取り組みは、北海道当別町の食と自然を生かした魅力づくり、山梨県笛吹市の甲州ワインを生かした地域づくりなど。