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観光庁は3月13日16時30分から18時まで、観光教育セミナーをオンラインで無料開催する。「観光ビジネス」科目の導入を契機とした高校教育での「観光」の活用法について有識者が解説するもの。
学校教育では2022年度から商業高校の選択科目に「観光ビジネス」が設けられ、2024年度から教科書が導入されたところ。そうしたなかで「観光や観光教育をどのようにとらえて生徒に伝えていけばいいのか」声が上がっていることを受けて実施する。
セミナーでは日本大学国際関係学部国際総合政策学科教授の宍戸学氏が「観光教育の意義とその活用方法について」と題した講演を実施。続いて明昭学園岩倉高等学校教諭の大日方樹氏が「高校現場における観光教育の実践について」、四国大学経営情報学部経営情報学科准教授の鈴鹿剛氏が「産学連携の取り組み事例について」をそれぞれ講演する。申し込みの際に質問を受け付け、講演者が回答する質疑応答の時間も設けた。
セミナーの対象者は商業高校をはじめとした、高校での探求学習で観光や地域活性化に関するテーマに関心のある教員や地方自治体、観光事業関係者など。申込締切は3月10日23時59分で、専用の申し込みフォームに必要事項を記入して申し込む。