観光庁は6月25日、都道府県が実施する「県民割」などの域内旅行の促進に補助金を交付する地域観光事業支援について、補助対象となる旅行の予約・販売期間の期限を現行の8月31日から10月31日に延長すると発表した。旅行の実施期間は従来通り12月31日宿泊分まで。
これまでの地域観光事業支援の活用状況、都道府県からの要望を踏まえて、予約・販売期間の延長を決めた。補助金の交付は、6月22日時点で28県から申請があり、18県に対して交付を決定済み。
地域観光事業支援は、Go Toトラベル事業の全国的な停止を受けて実施されている。感染状況がステージ2相当以下と判断される都道府県が行う域内での旅行、宿泊の割引、旅行中の買い物などに利用できるクーポンの配布を国費で支援する。