観光庁はこのほど、東日本大震災からの復興に向けて、関係省庁、民間と連携して取り組んでいる「東北・北関東への訪問運動」で、NHK大河ドラマ「八重の桜」の放送を契機とした福島県への旅行需要を喚起するキャンペーンを始めた。訪問側、受け入れ側それぞれの取り組みを集め、情報発信している。
キャンペーン名は、「HARUKA〜八重の桜の放送を契機とした福島再発見」。訪問客の増加につながる取り組みを随時募集している。
情報発信している取り組みには、足立成和信用金庫(東京都足立区)が4月中に顧客約500人を対象に4回に分けて実施する会津若松への団体旅行、東北・夢の桜街道推進協議会による三春滝桜(福島県三春町)を札所一番として東北の桜の名所を選定した「八十八カ所の桜の札所」を巡るイベントなどがある。