観光庁が多言語解説文作成を支援、2月21日まで公募


 観光庁はこのほど、2024年度の「地域観光資源の多言語解説整備支援事業」の公募を開始した。2018年度から取り組んでいる事業で、訪日外国人向けの文化財・国立公園などの多言語解説文の作成費用を全額支援するもの。これまで地域における多言語解説を整備するため、旅行者にとってわかりやすい面的な観光ストーリーを伝える解説文の作成、英語ネイティブなどの専門人材のリスト化、派遣体制の構築などをサポートしてきた。

 今回は2025年の大阪・関西万博を見据え、英語ネイティブの派遣による英語解説文の作成、希望地域を対象にした中国語・韓国語への翻訳を実施。英語ネイティブの専門人材のリスト作成や、事例集の作成によるノウハウの蓄積もめざす。翻訳対象は訪日外国人に人気の観光資源や世界遺産、国宝や重要文化財、国立公園等を想定している。

 応募の際は地域協議会を立ち上げ、解説文を整備する観光資源名などを含む事業計画書を作成する必要がある。また、できあがった解説文を媒体化することが条件。募集期間は2月21日18時までで、特設ポータルサイト経由で応募する。詳細は観光庁のホームページに記載されている。

 
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