観光庁は、国内観光旅行の振興策で、宿泊日数の増加への取り組みを強化する。観光地づくりや旅行・宿泊サービスの多くが主に1泊2日の滞在を前提にした構造にある現状を課題ととらえ、2泊3日以上の滞在につながる構造への転換を促進する方針を「観光庁アクションプラン」の中で鮮明にした。
アクションプランは、2010年度までに観光庁が実施する分野別の施策の計画として、1月28日に発表した。国内観光旅行の振興に向けて、滞在型への転換を目指し、旅行者の満足度(CS)向上を重視した観光地づくりやサービスづくりを後押しする施策を展開する。