観光庁は、訪日外国人の消費額などを明らかにする「訪日外国人消費動向調査」を見直し、2024年4~6月期以降、新たに「インバウンド消費動向調査」として実施する。調査目的を訪日外国人旅行者個人のミクロデータの収集・活用に変更。個々の外国人の回答結果である調査票情報(個票データ)を官民問わず申請に応じて幅広く提供できるようにし、消費動向の調査・分析に活用してもらう。
訪日外国人消費動向調査の個票データは利用価値が高く、多様な主体による2次利用のニーズが高いという。個票データを幅広く提供することで、回答者の属性、質問項目を組み合わせたクロス集計など、データの利活用を促進する。インバウンドの消費動向をきめ細かく把握、分析できるようにする狙いがある。
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