日本政府観光局(JNTO)、観光庁はこのほど、訪日旅行の誘客を強化する準重点市場にオランダ、スイス、メキシコ、ニュージーランドと中東地域を選定した。重点市場化に向けて市場調査や試行的なプロモーションを実施する。
現在の重点市場であるアジア、欧米豪の20カ国・地域に次ぐ位置付け。オランダ、スイス、メキシコ、ニュージーランドの2018年の訪日客数はそれぞれ5~7万人程度だが、いずれも過去最高を記録し、今後の増加を見込む。中東地域は富裕層旅行の潜在力の高さに注目している。
今後、4カ国と中東地域では、市場調査の実施や現地旅行博への出展、商談会の開催、航空会社との共同広告の展開などを予定している。