観光庁は、コロナ禍や原油価格の高騰に対する経済対策として実施している「環境に配慮した持続可能な周遊観光促進事業」による補助事業の2次公募を開始した。4種の事業類型のうち募集するのは、祭りやイベントを対象とした「地域が連携して実施する誘客・周遊を促すための仕掛けづくり」。10月31日に応募受け付けを開始し、11月4日に締め切る。
対象者は、自治体、DMO、観光協会、民間企業など。地域の関係者との連携が条件。自治体ではない場合は、事業に関係する市区町村の同意を得る必要がある。
祭りやイベントなどで誘客、周遊を促す取り組みに補助金を交付する。要件は、地場産品、伝統芸能などの地域資源を活用した行事で、適切な感染症対策を講じて他地域から集客すること。
補助率は2分の1、補助上限額は300万円。祭りやイベントの開催経費をはじめ、バスなどの臨時運行、グリーンスローモビリティの運行など環境に配慮した周遊促進策、情報発信などにかかる経費を補助する。
詳細は、事業のポータルサイト(https://shuyukanko.com)に掲載されている。