観光庁は7日、訪日外国人旅行者の周遊促進や消費拡大を促す「インバウンド受入環境整備高度化事業」の3次公募を開始した。指定市区町村、都道府県、DMO、民間事業者などに高度化計画の策定を求め、計画に基づく個々の事業に補助金を交付する。
3次公募では、計画の提出締め切りを3回に分けた。第1回締め切りは7月14日、第2回締め切りは8月31日、第3回締め切りは10月31日。ただ、予算がなくなり次第、受付を終了する。
散策エリアの環境整備、観光拠点施設の機能強化につながる取り組みを支援する。具体的には、多言語案内の整備、にぎわいの創出につながるナイトタイムエコノミーの環境整備、ワーケーションやグランピングの整備、混雑状況の見える化、キャッシュレス決済の整備など、さまざまな事業が支援の対象となる。
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