都市圏4エリアで開催
日本能率協会(JMA)は、ホテル・旅館・ブライダル業界などの次世代リーダーを育成する事業「ネクストリーダーズ」を5月から始める=写真。
大阪、札幌、福岡、東京の全国4エリアで実施。それぞれ2~3回の勉強会やグループ討議などを経て、JMAが各地で開催する展示会の会場で発表会を行う。
参加料は1人当たり総額1万円で、各会場の定員は60人。参加対象は、宿泊業界または関連業界(開催地近隣のホテル、旅館、ブライダル、関連メーカー、官公庁、団体など)で勤続5年以上の20~30代若手スタッフ。
JMAでは「新任の管理者や近く管理職になられる方、業界の課題解決に前向きで熱い気持ちをお持ちの方、業界での広いネットワークや志の高い仲間との関係を構築したい方にはぜひご参加いただきたい」としている。
大阪開催のスケジュールは5月13日、6月24日、8月5日。発表は9月18日に「ホテル・レストラン・ショー&フーデックス・ジャパン・イン・関西2024」会場のインテックス大阪で行う。
札幌開催のスケジュールは5月27日、8月26日。発表は10月19日に「第7回観光・ホテル・外食産業展・北海道2024」会場のアクセスサッポロで行う。
福岡開催のスケジュールは6月17日、9月30日。発表は10月23日に「九州・沖縄 観光・宿泊外食産業展2024」会場のインテックス福岡マリンメッセで行う。
東京開催のスケジュールは7月22日、10月7日、11月11日。発表は来年2月5日に「HCJ2025(『国際ホテル・レストラン・ショー』『フード・ケータリングショー』『厨房設備機器展』)」会場の東京ビッグサイトで行う。
ネクストリーダーズの総合ファシリテーターを務める東洋大学国際観光学部の徳江順一郎准教授は、「政府は、観光産業をわが国の基幹産業にするべくさまざまな取り組みを行っている。一方で、人手不足など業界が抱える課題が山積されており、これらを解決するためには従来の思考から脱却した革新的なアイデアを生み出すことが求められている。そのため、日本能率協会は『観光立国を担う次世代が考える新たなホスピタリティ業界のあり方』をテーマに、宿泊・ブライダル業界などの若手が集い、本音で語り合う場を提供し、ホスピタリティ業界の今後の展望を共に描いていく」と開催の趣旨と意義を強調する。
申し込みは、各社5人まで。定員になり次第締め切る。詳細はQRコードから。問い合わせ先は、日本能率協会経営・人材改革センター内ネクストリーダーズ事務局TEL03(3434)1377。