日本政府観光局(JNTO)が9月21日に発表した2022年8月の訪日外国人旅行者数(推計値)は16万9800人で、水際措置の緩和に伴い21年同月に比べて555.2%増と約6.6倍に増えた。ただ、コロナ禍前の19年同月比では93.3%減だった。
1カ月当たりの訪日外国人旅行者数が10万人を超えるのは4月以来、5カ月連続。観光目的の入国は6月10日に添乗員付きのパッケージツアーに限定して受け入れを再開したが、観光庁の発表によると、8月の観光目的の入国者数は1万826人にとどまり、入国者の多くはビジネス、留学、就労などとみられる。
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