インバウンド推進協議会OITA(大分県、二宮謙児会長)は10日、大分県民のウェブサイト「インバウンド大分」(https://inbound-oita.org/)を開設した。情報の一元化を行い、県内のインバウンド活動を推進する。
同協議会は、昨年4月に大分県内のインバウンドを推進する企業、個人を主な会員として発足した民間団体。
ウェブサイトは、会員間の議論の中で最も要望が多かった「翻訳・通訳」「補助金」「人材・企業」「各種セミナー」「IT」「多言語ツール」の6項目をトップ画面に置き、インバウンドに取り組む人が「直観的」に必要な情報を検索できるサイトにした。
「ラグビーワールドカップと東京五輪・パラリンピックの開催を控え、訪日客の受け入れ態勢の整備に迫られている。『情報はあるが、どこにあるのか分からない』といった問題を解消し、県下のインバウンド推進に大いに寄与したい」と二宮会長は話す。