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安田会長
国際観光日本レストラン協会(安田眞一会長)と関東支部(志村久弥支部長)は1月22日、東京・白金台の八芳園で、平成最後となる「新年賀詞交歓会」を開いた。会員ら約130人が出席、観光先進国実現へ“食”で貢献することを誓った。
冒頭あいさつした安田会長は、「昨年の訪日客数は3119万人となり、余裕で3千万人を達成した。20年の4千万人、旅行消費額8兆円という目標を達成できれば、観光・飲食業界が潤うこと間違いなし」と述べ、新年にふさわしく、先行きの明るさを強調した。
来賓の秋元司環境副大臣は、9月から始まるラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会に大きな期待を寄せた。
「大会期間は2カ月と長く、全国12の会場で開催される」と述べ、外国人が地方に足を運ぶきっかけになると指摘。また「ラグビーファンは富裕層が多く、日本に来て全国を食べ歩いてくれ、お金も落とす。食にこだわるヨーロッパの人々が満足するようなサービスを提供して、また日本に来てくれるようにしなければならない」と述べ、協会員の奮起を求めた。
観光庁の田端浩長官は「ラグビーW杯日本大会に向けた観光戦略会議」を3月1日に開き、観戦を目的に来日する外国人にいかに長期滞在してもらうかなどについて話し合う考えを示した。
乾杯の音頭は国際観光施設協会の鈴木裕会長。「レストラン協会は英語に堪能な人、感性のある人を雇って、いろいろな切り口で(施設の)オンリーワンストーリーを作ってもらいたい。それを集めて世界に発信すれば一つのブランドになるのではないか」とアイデアを披露し、杯を掲げた。
安田会長