政府が8日閣議決定した2022年度第2次補正予算案で、観光庁予算として、宿泊施設の改修や観光地の廃屋撤去などを支援する「地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化」に1千億円が計上された。加えて、改修工事など複数年度の事業に対応できるよう国庫債務負担行為で500億円を計上し、実質1500億円の支援額が確保された。補正予算案は臨時国会に提出され、年内の成立が見込まれる。
政府の2022年度第2次補正予算案では、インバウンドの本格回復に向けた予算が観光庁、国土交通省に計上された。プロモーションの集中的な実施、観光コンテンツの造成支援、受け入れ環境の整備などに計515億円が盛り込まれた。
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