長野県の諏訪観光協会に加盟する事業者などの女性有志21人でつくる「すわ姫会」(白鳥和美会長・RAKO華乃井ホテル女将)はこのほど、地元自慢の食材を盛り込んだ「女将おすすめ諏訪の味 十二単 すわ姫弁当」を開発した。数量限定で注文に応じて販売を開始。諏訪の観光活性化につながる名物弁当にしたいと意気込んでいる。
すわ姫の会のメンバーが、メニューづくりや味付け、盛り付けなどを1年がかりで考えた。試食会などを経て、弁当・料理の製造販売会社と連携して商品化した。
すわ姫弁当は、諏訪湖の湖上花火大会にちなんで花火のように盛り付けられた野沢菜ごはんに、ワカサギのマリネ、かりんの天寄せ、馬肉のしぐれ煮、凍み豆腐の煮もの、豚の酒粕漬焼きなどのおかずが付く。
白鳥会長は「食材や味はもちろん、フタを開けた時に笑顔になるような盛り付けにもこだわった。諏訪の弁当と言えば、これというように売り込んでいきたい」と話している。
価格は1300円(税込)。注文は5個から。
問い合わせは、峠の釜めし本舗おぎのや諏訪店TEL0266(53)1111。
弁当を手にする「すわ姫会」のメンバーら