国道57号線は10月
国土交通省は10日、熊本地震(2016年4月)による被災で不通となっているJR豊肥本線の阿蘇―肥後大津間について、復旧工事の完了のめどが立ったことから、8月ごろに運転を再開する見通しと発表した。同区間に沿う国道57号の現道部分も10月ごろに復旧する見通しだ。
同区間は熊本地震で大規模な斜面崩壊などが発生したが、国交省、熊本県、JR九州が道路、鉄道、砂防などの関連工事を調整、連携して推進することで、早期復旧を目指していた。
また、国道57号北側の復旧ルートについても10月ごろに開通の見通し。国が災害復旧を代行している国道325号阿蘇大橋は、現在上部工の工事を進めており、工程を精査した結果、21年3月ごろの開通を見込んでいる。
赤羽一嘉国交相は10日の記者会見で、「日々の県民の皆さまの生活の足に関わることだが、それに加えて、観光という面でも大変重要な資源となっているところでもあるので、コロナウイルスが落ち着いてからではあるが、観光面でも大きく寄与することができるのではないか」「熊本の復興がこれで終わりということはもちろん考えていないので、引き続き、被災地、被災者の皆さまに寄り添いながら、一日も早い真の復興が実現できるように最大限の対応をしなければならない」と述べた。